福祉事業WELFARE

ウェルフェア カネヨについて

住み慣れた地元で、生き生きと豊かに暮らしていただくために

平成24年、グループ会社となるカネヨ福祉株式会社を設立。「働きたい」と願う障がい者の皆様が地域の中で生き生きと豊かに暮らすための福祉的就労の場として、就労継続支援A型事業所〈ウェルフェア カネヨ〉の運営を開始しました。ご家族の切なる願いである“住み慣れた地域での自己実現”に向けて、「余暇活動の提供」や「生活全般の相談援助」、「一般就労への支援」なども視野に入れたサービスを積極的に展開しています。

就労継続支援A型事業所とは

通常の企業に雇用されることが困難な身体・精神・知的の障がいのある方に「働く場」を提供する事業所です。利用者の皆様と雇用契約を結び、実際の業務や職場実習を通じて知識や技術を身に付けていただき、最終的に一般就労を目指します。

給食工房

給食やお弁当の製造販売

利用者様の多くにとって母校である市内の特別支援学校の給食や、地域の企業や行事に配達するお弁当の製造販売を行っています。利用者一人ひとりの個性に合わせ、朝のミーティングでそれぞれの担当を決定。召し上がる方々が満足してくださる姿を思いながら、お互いに声を掛け合い活気よく作業を進めています。管理栄養士である職員によるメニュー開発や調理サポートのもと、おいしく見えるような盛り付け方などを日々研究し、野菜たっぷり栄養満点のお弁当をお届けしています。

リサイクルわーく

環境事業部と連携した分別業務

カネヨ運輸の環境事業部が運営するリサイクルセンターにて、仕分け・選別の作業を請け負っています。リサイクルセンターで受け入れている廃棄物の中には、機械で分別することが難しい状態の物も含まれています。そのような物品に対し、リサイクルわーくのメンバーが指導員のサポートを受けながら一つひとつ手作業でプラスチックと金属に仕分けします。給食工房より差し入れされる果物やお菓子などで心を癒やしながら、全員で力を合わせ作業に取り組んでいます。

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障がいのある方へ「安らぎ」の場を提供したい

グループホーム「Haus Ruhe(ハウズルーエ)」

カネヨ福祉では、障がい福祉の拠点となるようさまざまな支援向上に努めてまいりました。一方で、年々増えていく課題として「親亡き後の生活」の確保が挙げられてきました。そこで、地元に根ざした民間企業ならではの「利用者の立場」になった発想でグループホームを創設しました。グループホームは利用者の皆様が日々の生活を送る大切な空間です。だからこそ、安らげる空間で過ごしてほしい。その思いをこめ、ドイツ語で「安らぎの家」といった意味をもつ「Haus Ruhe(ハウズルーエ)」と名付けました。建物も洋風にしつらえ、館内にはたくさんの絵画を飾っています。

    仲間とともに働くよろこびと
    自分らしく暮らせる毎日を。